TAKUMINOグループ・木戸建設、宮城県の環境価値クレジットを活用した電力の再エネ化
TAKUMINOホールディングス株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 グループCEO 小野晃良)は、宮城県の住宅における太陽光発電設備の導入に関わる「みやぎスマエネ倶楽部」で創出されたJクレジットを購入しました。宮城県で事業活動を行っている木戸建設株式会社(宮城県加美郡、代表取締役社長 本田敏文)が工事現場等で使う電力の再エネ化に活用しCO2を削減致します。宮城県はクレジットの売却益を地域の環境教育事業や環境保全活動等に活用します。
・対象:宮城県で事業を行う当社グループの木戸建設が消費する電力
・再生可能エネルギーの発電源:宮城県内のみやぎスマエネ倶楽部入会者の住宅に設置された太陽光発電設備
・購入量:10t-CO2
(宮城県「みやぎスマエネ倶楽部」について)
宮城県では、宮城県内の住宅に設置された太陽光発電設備により生み出されたCO2排出削減量を、環境価値としてとりまとめ、国のJクレジット制度を活用しクレジット化する「みやぎスマエネ倶楽部」の取組を実施しております。創出されたクレジットは、企業活動等で排出されるCO2を購入したクレジットで埋め合わせする「カーボン・オフセット」や、企業が自らの事業の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す「RE100」の達成などの用途に活用することが出来ます。
(木戸建設およびTAKUMINOグループについて)
木戸建設は宮城県で事業を行う土木工事会社で、主に工事の施工現場でエネルギーを使用しCO2を排出しています。今回の「みやぎスマエネ倶楽部」のJクレジットの購入は木戸建設の電力の再エネ化に活用しCO2(スコープ2排出量)を削減しようというものです。また、宮城県の一企業として地元に貢献するというものです。
TAKUMINO グループは2024 年2 月に国際的な環境イニシアチブである「SBTi(Science Based
Targets Initiative)」に対し、その取り組みに賛同すると共に、グループ全体としての削減目標を申請し、SBT1.5℃*の認定を取得しました。
TAKUMINO グループは福島県、宮城県といった南東北、千葉県を中心とする関東、熊本県を中心とす
る九州が事業の中心地ですが、事業活動を行う場所での脱炭素を意識しており、今回もその一貫です。
当社はグループ理念として「持続可能な社会基盤をつくる」を掲げています。事業を展開する地域での脱炭素への貢献はもちろんのこと、社会の構成員の一員として、温室効果ガスの排出削減、地球温暖化による悪影響の極小化に、マインドを高く持ち、現場の創意工夫により、積極的に取り組んでまいります。
*SBT1.5℃:世界の気温上昇を産業革命前より1.5℃に抑える科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標